DIARY

「夢を与える人間は誰より痛みを知ってる。

夢を与える人間は誰より孤独を知ってる。」


今聴いてたSUPER BEAVERの「ILP」っていう曲の歌詞。

深い。すごく深い。

それは10代のころ私が感じていたこと。

私は人より悩み深い人間だと自分で思っていた。

「なぜ生きるのか。死とは何か。恋愛って何なのか・・いつから自分は自分なのか」

いちいちいろんなことで悩んで、なんでみんなみたいにHAPPYに生きられないんだろう・・・と本気で悩んでいた。

でも私の好きなアーティストたちは私よりもっと深くいろいろと悩んでいた。

「ああ、私だけじゃない。上には上がいる」と10代の私は胸をなでおろした。

「まるで私のために悩んでくれてるみたいだ」と感じていた。


そうだよ。「アート」という夢を与えてくれる人たちはだれより悩んでいる。

この曲にあるように、誰より孤独を知ってる。痛みを知ってる。

そしてそれを魔法使いのように芸術に昇華して、みんなを救ってくれる。

暗い闇から宝石を取り出す魔法。それがアートだと思う。


Jason Mrazの曲に

「How old is your soul?」という歌詞がある。

「あなたの魂の年齢は何才?」

すごく好きな歌詞。

魂に年齢があるという発想が好き。

痛みを知る人ほど、孤独を知る人ほど、悩みを知る人ほど、

魂は深まっていく。それがきっとアーティストと呼ばれる人たちで、魂の年齢が高い人たちなのだと思う。


悩みのない人生は楽かもしれない。でもきっと得るものは少ない。

きっと魂は幼い。薄っぺらい。

悩みがあるから魂は深まる。成熟へと向かう。

ちゃんと生きてたら、悩みだらけなんだよ。

悩んでるほうがまっとうで普通。


悩みから逃げて逃げて、楽な道を探して、考えるのをやめて・・・

きっと待ってるのは「行き止まり」だよ。

「行き止まり」の標識を無視して無視して、走れるところまでブレーキをかけずにアクセルを踏み続ける。

それが今、私たちが生きる「現代文明」な気がする。

いつまで経ったらこの大きな車は止まってくれるのだろう。

「とまれ」の標識で世界はあふれているのに・・


ブレーキを踏むのはだれ?

踏んでいる人たちがバタバタと倒されていく。

力の支配。

経済への信仰。

欲望という名の暴力。

もういいよって毎日思ってる。


でも私は考えることをやめない。思考停止に陥ったりしない。

悩むことが正解だってもう気づいてしまったから。

今は10代のころの自分を全肯定できるよ。

私より悩んで考えている人がたくさんいる。まだ希望はある。


若者には悩んでほしい。そして大人がくれない答えを自分で探してほしい。

みつけてほしい。

そうする価値がある世界であってほしい。

そうする価値がある世界だってことを伝えたい。


だから前を向くよ。「one man army」として。

「独りの軍隊」っていう意味。

私の好きなジョン・メーヤーの歌の歌詞。

独りでも戦うって彼は歌う。彼もすごく深い魂の持ち主だと思う。


私もこの世界の仲間であり続けるよ。勇気をもって。

私をここまで導いてくれたアーティストたちのように✨

「あきらめない」人たちの列に連なりたい。

あなたがこの世界を見捨てた瞬間に、美しいものがこの世からひとつ消えることを知っているから。

自分のなかの美しいものを守れるのは、あなただけだから。

Please be one man army✨



今日、久しぶりに岩盤浴へ行った。めっちゃ気持ちよかった✨

やっぱりデトックスって大事だね。

で、少年まんがを読んだ。面白かったんだけど・・読んでから少女まんがにすればよかったかなって思った。戦ったり、争ったり、血を流したりー

もうリアルな世界でそういうのをいっぱい見てるから、もうこりごりというか、心から楽しめないというか。そういう世界になってしまったよね。

もう戦争映画をつくっても、誰も観ないんじゃないかな。


少女まんが、好きです。

あのふわふわした世界観が好きです。

ピースフルで悪い人が出てこない。出てきたとしても、実はいい人で、悪い人がいたとしても、ちゃんと主人公は守られて、ハッピーエンドで物語は終わる。

それって女の子が描く理想の世界なんだよね。

甘い甘い世界。現実はそう甘くないんだけど、女の子が夢みるのはそういう世界。

女の子って本質的に平和が好きなんだよ。争いが嫌いなんだよ。

「女性的なものが世界を救う」ってゲーテが言ったらしいけど、私もそう思う。

女性が主導権を握れば、きっと戦争はなくなる。


私が少女まんがにはまり始めたのは小3のとき。

「りぼん」っていう月間のまんが雑誌があって毎月、本当に楽しみにしてた。

かわいい付録とかもついてて、めっちゃ好きだった。

なかでも好きだったのは「星の瞳のシルエット」っていうまんが。

このまんがで私は恋愛の何たるかを知った。

少女まんがを読むまでは恋愛のこと馬鹿にしてたんだよね。

男子とどうにかなるなんてあり得ない!!って思ってた笑

だから好きな男子とか、もちろんいなくて「なんでみんな騒いでるんだろ」って他の女子を冷めた目で見ていた。


このまんがでは、恋する気持ちがすごく繊細に丁寧に描かれていて、絵も可愛くて、主人公の彼を想う「せつない」気持ちに感電したような気持ちになった。

「私もいつか恋をしたい」って思うようになった。

私を女の子にしてくれたまんがといってもいいかもしれない。

それまでは自分は女の子って自覚は薄かったというか、自分が女子でも男子でもどうでもよかったというか・・・けっこうおてんばで男まさりだったんだよね。

自分は女子なんだって自覚し始めたのは、少女まんががきっかけだった。


私は女性的な感性とか感覚を少女まんがをとおして得た、というか育んできたと思う。

私には、お兄ちゃんがいるんだけど小さいころ、車とか戦車の絵ばかり描いてのを覚えている。私は女の子の絵をかくのが好きだった。あとかわいい動物とか。

小さいころから可愛いものが大好きだった。

髪を長くのばしてスカートをはくのが好きで、おしゃれも好きだった。


男女の感覚の違いー特に恋愛については違いが大きいということも少女まんがから学んできた。少女まんがって一言でいっても、すごく深い作品もある。

ラノベみたいに恋愛だけじゃなくて人生を描く作品もたくさんある。

大人になってからは槇村さとるとかいくえみ綾の作品にはまった。

「おいしい関係」とか「イマジン」は名作。「潔く柔く」もよかった。

もう号泣するほど感動した。「ライアーライアー」もめっちゃ泣いたな。

「僕らがいた」も名作だった。


女子が少年まんがを読むように、男性にも少女まんがを読んでほしい。

そして女子が恋愛に抱く繊細な心を、理想とする世界を学んでほしい。

そしてちょこっとだけでもこの世界がより女性的になれば、より平和的になってくれるんじゃないかな。


この前ブログに書いたライトブルーのデニム届きました。

色も形もサイズ感もぴったりで感動。可愛かった💙

普段はきれいめな服が多いから、たまにすごくカジュアルなコーデをしたくなるんだよね。

デニムにトレーナー。キャップ。

次の休日はそんなコーデででかけたい💙







春のおかげかな。今週は「生きてるっていいな」って素直に思えた。

仕事も楽しかった。やりがいを感じた。

人と接する仕事を選んでよかったなって思った。人が好きなんだろね。


今日は久々にBECKの「GUERO」っていうアルバムを聴いた。

めっちゃよかった。魂がマッサージされたという感じ。

BECKは破壊してくれるんだよね。この世界の枠を。

「現実」の壁を打ち壊して、心を広げてくれる。誘ってくれる。

深い世界へ。魂の世界へ。

私の魂、回復しました✨ありがとう💙


今日はけっこう買い物した。

アロマオイルを10本買った。5000円くらいしたけど、これだけあればだいぶもつからね。アロマは私の必需品。癒されるし、無いとちょっとイライラするから本当に必要。

オレンジ、ラベンダー、ゼラニウム、ローズマリー、シダーウッド・・いろいろ組み合わせて楽しんでます。仕事終わりと休日は必ず、アロマ焚いてる。


それからライトブルーのデニムをネットで注文した。前からずっと欲しかったんだけど、色合いとか形とかデザインとか値段とか、いろいろしっくりくるものがなくて・・

で、今日はしっくりくるものを見つけました!

ワイドパンツで、きれいめのトップスにも合う大人な感じのデニムです。

値段もお手頃でした💙届くのが楽しみ✨

春になるとデニムで出かけたくなるよね🎵


生きるっていいね。生きてると必ず発見があって・・

昨日も仕事で少し発見があった。

「こうすればよかったのか!」って気づいて学ぶことができた。

臨機応変に、人に合わせる大切さみたいなものに気づいた。

こっちから枠にはめるんじゃなくて、相手を見て、相手の要望に合わせる、みたいな。


発見といえば山下達郎。SUPER BEAVERの渋谷さんの影響で初めてちゃんと聴いた。

すごくよかった✨

「食わず嫌い」でした。

すごくクリエイティブでタイムレスな音楽で驚いた。

ブルース、ロック、ファンク、ジャズ・・いろんな要素が詰まってて、

クロスジャンルな音楽で・・

すごく芯があって深いのに軽快で、「音楽」としていい。

ちょっと物語的な音楽で、違う世界へ浸れる。

音楽好きな人は、みんな響くんじゃないかな。

JPOPの枠を超えたちょっとworldな音楽。

英語も正確で聴きやすかった。音楽好きにおすすめです✨


今、なんていうか「生きてる」ことを愛している。

桜も咲いてウキウキしてる。

花見はまだ行ってないけど、天気のいい日に見に行きます。

近所にも咲いてるけど、桜を見ると幸せな気持ちになる。

不思議な花だよね。

あとスイセンもかわいく咲いてる。愛らしい花。


季節は進んでいく。私も進んでいく。

春は出会いの季節。

仕事でも新しい出会いがいくつかあって・・

大変だけどやっぱり嬉しい。

この春、いろんなものに触れて、アートに触れて自分との「魂の会話」を楽しみたいな🎵


春をすぐ終わるから、みんなも見逃さないように心のシャッター、フルで働かして下さい🌸✨






春。心の洪水。心の世界と現実との境界があいまいになる。

あまりに愛しくて。あまりに感情があふれて。

「こんな気持ち初めて」

この歳になってまだそんなことを思う。青春か笑。


この冬と春の境目が好き。変化の瞬間を目の当たりにするようで。

その変化に合わせて、私の心も動く。

自分の心が激しく入れ替わっていく。不思議。

春に引っ張られて、心があふれだして、新しい自分に出会うかのよう。


少し乱暴に、春は私を前へ、引っ張っていく。

その心地に少し酔う。

春がくれる世界に酔う。


今日は買い物にでかけた。

人。すれ違う人たち。

みんな春をまとっていた。

休日だから子供たちも多くて嬉しかったな。

「生きてる」ことを私は人から学んでいる。


ブルーのデニムの人が多くて、「ああ、春だな」って思った。

幸せを感じた。せつなさに胸が苦しかった。

生きるせつなさ。

私が歌いたいこと。

まだまだあるな。

こんなに曲をかいても、まだまだある。

限りない。終わりない。


今日は気温は寒かった。けど十分、春を感じたよ。

みんなの服装。表情。

街路樹。咲いたハナミズキ。モクレン。梅。

春を運んでくれたよ。

また曲をかきたくなったよ。


狂おしい幸せ。

そういう気持ちをだれかに伝えたくなったよ。

ありがとう。春🌸


生きてるっていいね。

今、生きていることが愛しくて少し泣いた。


今日は買い物にでかけて、春の陽ざしがやわらかくて、あたたかかくて・・

道行く人たちはコートを脱いで軽装で、トレーナーとか布のテーパードパンツとか着てて・・

それだけで世界がちがうかのように見えた。

車の窓から奇麗に咲いた梅の木も見えて・・

いつもと違う空気を吸い込んで・・

「ああ・・生きてるっていいな。人間っていいな」と心から感じた。

世界を抱きしめる。

まるで小さな子供のように・・

生きる幸せを素直に感じた。


今日は久しぶりにレンタルショップへ行った。

そして10枚、CDをレンタルした。

けっこうスタンダードなJPOPばかり借りた。90年代とかの。

学生のころは洋楽ばかり聴いてて、ほとんどJPOP聴いてなかったからね。。

でも「食わず嫌い」かもしれないって思って、今日はたくさん借りた。

10枚・・・今から聴くのが楽しみ💙


今、久々に斎藤和義を聴いてた。

学生のころ、聴きこんでた数少ないJPOPアーティストのひとり。

やっぱり、いいなー💙って心から思った。

ラブソングをたくさん聴いたんだけど、斎藤和義の「愛の在り方」みたいなものが、すごく好きだなって思った。

女性へのリスペクトがすごいよね。

「俺のもの」って主張するんじゃなくて、ちゃんと相手が「他人」であるということを弁えて、少し距離をとって、後ろから抱きしめる、みたいな。

そんな風に私も愛されたいなと思った💗


「アゲハ」っていう曲が特に好き。

この曲のフィーリングすごくわかるなって思う。

バッキングのピアノがすごくはまってて、アレンジも見事。

女性への視点が全く対等というか・・女心わかってるよね。

女性的なものを尊敬するような男性が私は好きです。

そういう人って自分のなかにある女性的なもの・・感覚をリスペクトしてるんだろね。


私は女性的なものも、男性的なものも両方を強く持っているタイプです。

アーティストって呼ばれる人たちは、きっとみんなそうだよね。

両方を強くもっていて、両方から謙虚に学ぶ姿勢がある、というか・・


今まで生きてきて思うのは、そういう女性的なものと男性的なもののバランスのとれた男性って少ないなってこと。

女性のほうがバランスをうまく保って生きてる人が多い気がする。


現代はすごく男性的な社会だから、ある意味、女性のほうがバランスとれるんだよね。

この競争社会ー利害、合理性が優先するような社会では、女性は男性的なものをたやすく獲得できるから。


でも男性は??

女性的なものー優しさ、融和、他者への共感、「育む感性」、争わない柔軟さー

そういった女性的なものを獲得できる経験が今の競争社会では・・・皆無といっていいんじゃないかな。


だから男性のほうがバランス悪いよね。

「バランス悪いなー」っていう男性、多い気がする。

「女性差別」とか久しく叫ばれているけど、男性のほうが生きにくい社会じゃないかなって秘かに思ってます。

バランスのいい女性はよく見かける。

ある意味、女性のほうが生きやすいんじゃないかなって思う。


女性的なものを否定する社会で、女性が差別されて生きにくいのであれば、男性だけが生きやすいはずがないんだよね。

そんなのunnturalーすごく不自然で、みんなが息がつまってしまう。そんな社会。


なんか、ずいぶん話逸れたね。

今日はとても幸せだったっていう話。

春のおかげ。

季節が進むだけで、私もなんだか前を向ける。

春。好きです✨

この生き物が太陽が、よみがえる感覚が好き。

冬を越えて、生き物たちが喜ぶーそんな感覚が好き。

人間も喜んでいる。そんな感じが好き。

道行く人を見てそれを感じて、今日は幸せでした。

幸せを吸い込みました。


春、ありがとう✨

もっと生きたいって素直に思ったよ。

とても素直に。







ふぅー・・・週末。乾杯✨今日は梅サワー。

お酒っていいよね。リラックスして少し非日常に浸れるというか。

最近の医学の研究では酒は「百害あって一利なし」だそうだけど、

私にとっては「利あり」だね。(そこまで飲んでないよ。少し嗜む程度。)


今思ったのは過去の美酒に酔ってはいけないということ。

過去は過去。

「今」はここから一直線に未来へ伸びているということ。

ちょっと酔ったから、お酒のおかげでわかったことかもしれない。


自分にとって役に立つものは変わっていく。

過去において黄金の剣として活躍したものも、時が変われば「ただのガラクタ」になる。

過去に執着することは多くの場合、生産的ではない、ということ。


やっぱり未来をみつめたいよ。

幸せになりたいよ。

「未来をみつめる」って幸せへ向かうことでしょ?

そのときに過去の何かが思考のじゃまをするならば、切り捨ててもよい。

今日はそう思った。


過去において大切にしてきた思い。

でもそれが未来へ向かうのを阻む。

もしそうなら・・・過去をここに置いて、未来へ向かっていいんだよって自分に言いたくなった。


それは決して「過去の自分を裏切る」ことではないんだよ。

幸せに向かうことは許されていい。

過去を大切にしながら、新しい未来へ向かうことは許されていい。


それが今までと少し違う道であろうと躊躇しなくていい。

「新しい自分」に出会うことを怖がらなくていい。

期待していい。

どこからでも、いつからでも、「今という自分」を、「現在という時」を、仕切りなおしていい。


そうでしょ?

永遠に向かうってそういうことでしょう?


過去に安住することが心地よいとしても、

それが幸せかどうかは別の話。

未来をみつめるほうが幸せに決まっている。

瞬間瞬間、変わっていく世界、現実。

その事実から逃れようとは思わない。

自分も変わるのが当たり前であって・・

私は未来に向かいたい。

幸せに向かいたい。

それがきっと、一回限りの人生を大切に生きるということだと思う。


とにかく、過去は過去。

未来のほうがずっと大事だよっていう話。

過去にしがみついて、幸せをとり逃すなんて馬鹿なことはしたくない。

幸せをみつけたなら、抱きしめたい。この両手で。


過去の美酒に酔って、現在を、未来を見誤りたくないな。

スパっと区切りをつけることもきっと必要なんだよ。自らの意思でもって。

役に立たなくなった剣は、もう持たなくていい。

新しい剣を探していいんだよ。みつめていいんだよ。

幸せに向かっていいんだよ。

そう思った。







私は本屋が好きだった。

小中高、大学と本屋をうろうろ歩くのが好きだった。

なんだか「知識の宝庫」みたいでわくわくした。

そこで1,2冊気になった本とか漫画を買うのが楽しみだった。


そのなかのひとつが「リトル・トリー」というアメリカの作家が書いた本。

いわゆるジャケ買いをした。表紙のインディアンの男の子のイラストが気に入って買った。

中学生のときに読んだんだけど、今でもけっこう鮮明にストーリーを覚えているのは、

この本が素晴らしかったという証だと思う。


「愛することは理解すること」

この本で出会った一節。

「確かにそうだなー」って感心したのを覚えている。

きっと世の中で広く知られている価値観で、子供の私が知らなかっただけだと思った。

でも違った。

この言葉はあまり世間では知られていないし、この言葉がもつ価値観もあまり共有されてもいないと、大人になった今、思う。


「理解のない愛」・・・多くないかな。

それはごくごく親しい間柄でよく起こることだと思う。

親子、恋人、夫婦、家族・・

「勉強しなさい。あなたを愛しているから言ってるのよ」

「こうしてよ。できるでしょ。あなたを愛しているから言うのよ」

できる、できないを見定める前に、相手に自分の欲しいものを要求する。

「愛しているから」という言い訳で、いろんなことを押し付けてはないだろうか。

こういう一方通行な愛が世の中にあふれている気がする。

相手の気持ちや置かれている状況を無視して想像力のない愛をぶつける。

「愛しているから、こうあってほしい」「愛しているから、言うのよ」


身勝手な要求。突きつけられた相手はたまったものではない。

「ああ、この人は私を理解していない、理解しようとしていない」っていう絶望。

学校の先生とかにも感じたことあるな。たぶん。

そういうものにあふれた世界な気がする。


理解のない愛なんて嘘だと思う。

理解のない愛は暴力になり得る。

「愛することは理解すること」

理解と愛はセットなんだよ。

そうじゃないと傷つくんだよ。みんな。


それって自分に対しての愛にも当てはまるよね。

自分を理解してあげてれば、きっと自分を愛することができる。

「自分が嫌い」っていう人は、もしかしたら自分をちゃんと理解してあげられてないのかもしれない。


「自分を理解する努力」ー大事だよね。

でもその方法を学校も大人も教えてくれない。肝心ことを教えてくれない。

「こうしなさい、ああしなさい」って言うだけ。

そしてその命令に納得できる根拠がない。それが子供たちを苦しめてる気がする。


人とのつながり。思慮深い言葉。「そのまま」を愛してもらうという経験。

人間に触れること。努力して失敗すること。そこに意味を見出す知恵と希望。


そういったものを通して、私は私を知ってきたのだと思う。

自分を理解してきたのだと思う。

でもそういったものが、どんどん希薄になってる気がする。


SNSの薄っぺらい言葉に囲まれて、バーチャルな世界が人とのつながりにとって代わって、スマホばかり触って勉強時間ゼロの子供が増えて、努力に意味を見出せなくなって、「そのまま」の自分を見失っていくー

大げさに言うとそういう世界へ子供たちは放り出されている。


子供が生きにくい世界が、大人の生きやすい世界のはずがない。

ますます、「生きづらさ」みたいなものを抱える人が増えていく。そんな世界。

もう、ブレーキを踏む人もいなくなってきた。


とにかく、「自分を理解してあげること」大事だよ。

ヒントはまだ至るところに転がっている。要はそれに気付けるかどうか。

自分を理解するには、たくさんの他者に触れるしかないと思う。

自分と違うたくさんの「賢明な他者」に触れる努力をするしかないと思う。

そうして「自分のかたち」に触れる。

より大きな世界へー広い世界へ自分を引っ張っていけば、きっと自分のかたちが見えてくる。


前にも書いたけど、私は複雑な人間だった。だから自分を理解するのに苦労した。

でも努力した。自分を理解する努力を怠らなかった。

たくさんの他者に触れて救われた。たくさんのアートに助けられて、シンプルな自分になれた。

今は自分との関係を心地よく感じている。


「愛することは理解すること」

もっともっとこの言葉が光を放ちますように✨

「賢明な他者」がそこかしこに転がっている

ーそんな世界で子供たちが息をできますように✨



久しぶりにSUPER BEAVERのライブDVDを観た。

やっぱりすごいなぁ。。

なんか途中から正座して観ないといけないなって感じた。

命をかけたライブ。

裸一貫の渋谷さんがそこにいて、渋谷龍太という人間とコミュニケートするためにライブがあるとさえ感じた。

「誰かに中指立てるために音楽するんじゃなくて、あなたとつながりたいから

俺はここに立っている。あなたとLIKE、LOVEでつながるために音楽している」

渋谷さんの精一杯のMCが沁みた。


とことん、本当にとことん、「音楽する意味」を突き詰めてきたのが、このバンドであり、渋谷さんであり、その結果がこのライブ、このMCであり、そこにはひとつも嘘がない。

そこに感動するんだなぁ・・

SUPER BEAVERー  まじでライブバンドだ。


今日初めて新曲「片想い」を聴いた。

深い曲・・一歩意識の階段を下りるというか、自分を、世界を俯瞰して見るというか・・

ファンに向けた歌のようにも感じた。

「おこがましくても 喜びになれないかな 幸せになれないかなって あなたの」


音楽への恋を歌った曲のようにも感じた。

「生きるは衣食住ではままならないよ」

音楽が好きで好きでたまらない。

そう叫んでる歌のようにも感じた。


自分の魂についての曲のようにも感じた。

「行く先もわからないで もう後にも引けないで」


自分の魂の望むほうへ歩く。

そのあまりにおぼつかなく、果てしない旅。

まるで砂漠の真ん中を歩くかのような、行き先も答えもない旅。

この曲から、そういう深い孤独感も感じた。


「片想い」で終わるかもしれない旅。

でも続ける以外に他に道はない。

ただ、魂の望むほうへー

どんな困難もひとりで引き受けて、ひとりで抱きしめてー

ただ自分の心を守るために。


限界ギリギリで生きている人の曲だと感じた。

ビーバーのライブと重なった。

限界で鳴っている音楽だから、こんなにも感動する。胸を打たれる。


何かを望む。何かを願う。叶うかはわからない。

その先に答えがあるかもわからない。

確かにそれは「片想い」に似ている。

死ぬまでにたどり着けるのだろうか。。

今、望んでいる場所まで・・


それってみんなに共通することだよね。

「わからない」

でも歩くしかない。行くしかない。

それってまさに人生そのもの。


私も自分の魂の声に耳をすませているよ。

その声を裏切らないように生きているよ。

そう、そっとビーバーに伝えたくなった。


こうして心の声を音にしてくれてありがとう。

生きることに、音楽に、誠実に生きてくれてありがとう。

おかげで力をもらってます。

きっとビーバーが思うより大きな力をもらってます。

ありがとう💙

LOVE💙

私、忙しいの向いてない。本当、向いてない。

2月は仕事が忙しかった。

そして今日はなんだか、いつも通り嫌なことから起き上がれない自分に気づいた。

ちゃんと息ができないっていうか・・

原因がわからなくて一瞬、トランプのせいかと思った笑

何がそこまでストレスなのか・・と考えて

「曲かいてないんじゃない??」って思ってキーボードに向かった。


そしたら一瞬で曲がでてきた。

一か月ぶりにちゃんと曲をかいた。

楽しかった。めちゃくちゃ楽しかった。


No songwriting, No life.

だね。私の場合。

私にとって曲をかくことは思考をストップさせること。

自分の思考をストップできる唯一の方法。

ただ、クリエイティブになって音に没頭する。それはまさに究極のリラクゼーション。

至福の時だった。。


こうしてブルーになるときは、曲をかくサインだったりするんだよね。

今日は時間があってよかった✨

休日、さいこー✨✨✨


久々にすべてのパートを一気にかくことができた。

少しもよどみなく、一時間くらいで一曲をかくことができた。


なんかいい曲がかけると「ごほうび」のような気がする。

一生懸命生きてることへの「ごほうび」。

今日の曲も最近、思ってたことが形になったという感じだった。

日常からしか曲は生まれない。私の場合。


今日はHAPPY DAY💙

また生きていけそうです☺✨


曲をかくって自分をちゃんとケアすることでもあるんだよね。私の場合。

今日はキーボードに向かってよかった。

忙しいのは敵。

お金より時間かな。


みんなも自分をちゃんとケアしてあげてね。

自分のなかの小さな悲鳴に耳を傾けて。

時には、赤ちゃんのように抱きしめてあげて。

そのままの自分を。


「そのまま」でいられる時間を大事にしてね✨

自分を抱きしめて、育てて、ケアする。

それって自分にしかできないこと。

自分の心のケア、怠らないでね💗



ふぅー・・週末。週末のお酒は特別だね。

今月は忙しかった。もう私のマジックパワー、ゼロって感じ。

マジックパワーっていうのは音楽をつくる力。

ある程度、時間にも心にも余裕ないと「曲をかこう」とも思わなくなる。

想像力が働かなくなるんだろね。。


今聴いてるのはBECKの「ハイパースペース」っていうアルバム。

完璧な、比類なきアルバム。

You did a perfect job!!

ってBECKに叫びたい。

私の魂を解きほどいて、正常値へ引き戻してくれる。そんなアルバム。


「Dark Places」っていう曲の

「I go the dark places of my soul」という歌詞。

「自分の魂の暗がりへ行く」

すごくわかるなって思う。

「暗がり」っていうのはネガティブな意味あいではない。

ふだん意識しない見えない場所。無意識の領域。

時々、そこを訪れるっていう意味だと思う。

見えてることばかりに取り囲まれていると魂は疲れてしまう。

「暗がり」をみつめるために私は音楽を聴く。

自分の無意識に触れるために。


きっとみんなそうだよ。自分の魂と会話するためにいろんなアートを求める。

それは音楽に限らず、映画、本、ドラマ・・いろいろあると思う。


私は20歳のころ曲をかき始めた。

曲をかくっていうことは、まさに魂の「暗がり」に触れることのできる行為だった。

曲をかき始めてから、私は本当の自分に出会ったと思う。

すごく内省的になった。精神的にすごく落ち着いた。そしてストレスが無くなった。

自分へのストレス。そしてこの世界へのストレス。

自分に対しても、世界に対してもリラックスできるようになった。

自分を解放する術を手にしたからか、すごく余裕をもって生きることができるようになったように思う。


それから今に至るまでずっと曲をかき続けている。

それは私がこの世界で息をするために必要なことだった。

「創作する」

たぶん、一生続けると思う。自分を保つために。


There's a place in this world

For you and I

Hold your head up

Golden girl

With you and I

Until the day we die


この世界にはぼくと君のための場所がある

顔を上げて

黄金の少女

君とぼくはいっしょ

ぼくらが死ぬ日まで


「Dark Places」の歌詞。

この歌詞もすごくわかる。


「Golden girl」とふたりだけの世界を求める

BECKは50歳すぎて、結婚もして子供もいる。

それでもまだこういうフィーリングがあるんだなぁ・・って思った。


Golden girlっていうのは自分のソウルメイトのような存在だと思う。

いくつになっても人はそういう存在を求めるんだなぁ・・


世界でたった一人の、誰とも代えのきかない、かけがえのない存在。

その人を愛したい。その人に愛されたい、という思い。

すごくわかる。


そういう一人に出会うために生まれてきたって

たくさんの曲が歌ってる。

ラブソングに限らず、ね。


それって自分の存在の根源に迫るようなフィーリングだと思う。

「私はだれ?」

その問いに答えてくれる誰かをみんな心の奥底で求めている。

ただ私を抱きしめて愛してくれる人。

そういうピュアなフィーリングは否定しなくていいし、何歳になってもきっと変わらないものなんだと思う。

私も死ぬまでBECKのようにそのフィーリングを抱きしめていたい。

Golden girlを抱きしめていたい。

あ、Golden boyか・・w

不思議だけど、それは「異性」なんだよね。。

自分を究極的に救ってくれる人を想像するとき、それは異性なんだよね。

きっと誰にとっても。

「性」という不思議。その不思議が完全に解明されることはないというか・・

不思議だよね。

あなたと私が深くつながる為に必要な条件が「性」である、という不思議。


3月3日に久々に曲をリリースします。

「the drum you play」という英語の曲。ちょっとジャジーな曲。

ジャジーなpopは昔から好きで聴いてたんだよね。

STING、リッキー・リー・ジョーンズ、カーディガンズ、alana davis、ノラ・ジョーンズとか、すごく好きで聴いてた。


この曲は大阪でライブ活動してたとき、当時好きだったバンドのドラマーが

引退することになって、そのラストライブを観た次の日にかいた曲です。

「これが最後」だと思うと、すごくせつなかった。

そういうせつなさが詰まった曲です。

よかったら聴いてみて下さい✨

週末。いいね、この解放感✨明日ちょっと仕事あるんだけどね・・

去年、50ものブログを書いたこと気づいた。

これは完全にSUPER BEAVERの渋谷さんの影響。

渋谷さんのエッセイを読んで、「自分を語る」っていいなって単純に思ったんだよね。

それで気づいたらそんなに書いてた。

まあ書くのは好きだし、頭の整理にもなるしね。


現実と名付けてみた妄想

そのなかで借り物競争

走り疲れたアンタと

改めて話がしたい

心から話してみたい


BUMP OF CHICKENの「レム」っていう曲の歌詞。

「借り物競争」

この洗練されたアイデアに出会ったのは、この曲が初めてだったかもしれない。

ミュージカル「RENT」でもそういう歌詞に出会った。

「すべては借り物」

大阪で観たんだけど、早口で歌っててよく歌詞が聞き取れなかったから、

その真意ははっきりわからなかったけど、「借り物」という言葉で「レム」の歌詞と

私のなかで結びついた。


なんていうか・・私たちはすでに出来上がった世界にいる。

もう新しいフロンティアなんて無いと言ってもいい、というか。

生まれたときから、もうすべてが出来上がってしまった世界にいる。

誰かのつくった道の上を歩いているのが当たり前。

そういう世界だと思う。


私たちの世代に圧倒的に足りないもの。

それは「獲得する」という経験。

先人たちのつくったレールの上をただ、なぞるように生きる。

だから自分の頭で考えるっていう経験が少ない、というか

無くても普通に生きていくことが可能な世界。

「獲得」しなくても生きていくことが可能な世界に私たちはいる。


ある意味、すべてが「借り物」と言えてしまえる世界。

何を獲得するか、より「何を借りてくるか」でみんな競争している。

そんな冷めた目でBUMPの藤くんはこの曲をかいたのだと思う。


だからきっと「生きてる実感」が薄いんだと思う。現代人って。

あんまり頑張らなくても、生きることが成り立ってしまうから。

常に「生きるか死ぬか」の現実にさらされていた近代前の先人たちが

もっていたような感覚が薄いんだと思う。きっと。


ただ出来上がったものに乗っかっている。そんな時代。

「鍛錬」なき時代。

昔の人は生きることに「鍛錬」が必要だった。

ただ生きるだけで大変だった。

洪水、干ばつ、天災、作物の不良。

猟で獲物がとれなければ、即「死」に直結する。そんな時代。

自給自足の生活。生きるための術を学びに学んで、次の世代に

その術を受け継いで、つながれてきた命。

その末裔が私たち。

でも「死と隣り合わせ」だった時代のような、生きることへの研ぎ澄まされた実感の

ようなものが欠いている。そんな時代。


「借り物」で生きるなんて楽しくない。

自分で手にする実感がほしい。

みんな心の奥底ではそう思っている気がする。


だからこの時代に自分の道を切り開いていく人を私は尊敬する。

自分の頭で考えて、実行する人。

みんなが歩いているレールから降りて、自分の道をつくる人。


BECKからはそういう意味ですごく影響を受けた。

彼は誰にも真似できないような、独自のユニークな道を示してくれた。

音楽的にも。彼のパーソナリティとしても。

誰とも似ていない、自分の道をちゃんと知っている人。

だから大好き。


SUPER BEAVERの渋谷さんにもそういうインスピレーションを受けている。

渋谷さんのライブって独特というか、今までにない音楽への姿勢がそこにあるというか。

「ライブって何なのか」追及するその姿勢にインスパイアされる。


この前のアコースティックライブでお客さんに向かって

「俺たちはお互いにありがとうを言い合う関係じゃないよな。仲間だよな」

って呼びかけていて感銘を受けた。

私は好きなミュージシャンには「仲間」だという意識をもっていたけど、

こうはっきり言葉にしてくれる人はいなかった。

私にとっては新しかった。


こういう風に誰かのしいたレールの上を歩くことを良しとせず、

自分で自分の行くべき道を模索している人って素敵だなと思う。

すべてが出来上がったこの現代においては、本当にレアなんだと思う。


そして自分の足で立って、自分で道を切り開いてこそ、

「生きている」と言える。

そう思います。


「死んだように」生きている現代人・・多くないかな。

ただ口を開いてえさを待っている。。みたいな。

「獲得する」ことを知らず、「生への実感」が薄い、ような。

そこにこの時代の根本的な病みたいなものを感じるのは、私だけではないと思う。


どんどん、どんどん、本当のことが失われていくような時代。

ますます「本当のこと」を語ってくれるアートの使命は重い。

私に「生への実感」をくれたのはたくさんのアートだった。

SNSを覗くより、真実を歌ってくれるミュージシャンの声に耳を傾けたい。

そう思います。


BECK の「Midnight Vultures」をめっちゃ久しぶりに聴いた。

魂が整ったという感じ。私は自分の魂を整えるために音楽を聴くんだな。。

BECKは天才。本当に。もう出てこないだろな。不世出の天才。

このアルバム、一見、キッチュででたらめな歌詞で抽象画みたいな音楽。

でもそこには確かに彼の深い精神性があって、鳴っているのは真実。

とても洗練された方法で現代を風刺している。


これはロサンゼルスという場所だからこそ生まれた音楽。

ロサンゼルスを旅行したとき、そこかしこにこのアルバムのにおいを感じとって、

そう思った。ロサンゼルスはBECKのふるさと。

自分の「ふるさと」を音楽にするとき、きっと最高のものが生まれる。


私は運よく、このアルバムの日本ツアーに行くことができた。

場所は大阪城ホール。

すごかった。ただただ、すごかった。

音楽に酔いしれた。一番うしろの真ん中の席。でもBECKは私のすぐそばで歌ってくれていた。私の人生のハイライトともいえる、凄まじい経験だった。

この世界が崩れ落ちるような感覚に陥った。

世界の天井が崩れ落ちて、星空がのぞいた。

そして宇宙の隕石が会場に降り注いだ。そんなライブだった。


このアルバム毎日聴いた。本当に毎日。

私はBECKがこの世界にいてくれれば大丈夫。そう思った。

彼についていこうって。


このアルバムのなかにある、今聴いた「beautiful way」という曲。

「You go and miss the train」という歌詞が心に残った。

「あなたは行って、電車を見逃す」

なんか、わかるなって思った。

恋を終わらせるとき、そんな気持ちになるよね。

そこへ行く。でも電車には乗らない。ただ電車を見逃す。

まだ間に合う。まだ電車はそこにある。まだ乗れる。

でも乗らない。


私はそうやって恋を終わらせてきた気がする。

追いかけて恋は始まるのかもしれない。

でも最後は「追いかけない」

そうして恋は終わる。

まだ間に合う。でも乗らない。ただ立ち去っていく電車をみつめる。

「バイバイ」って複雑な気持ちを抱えながら。

「ありがとう。大好き」と「大嫌い」の両方が混ざった、

変な気持ちで「さようなら」とつぶやく。

「もう乗らない」決断を小さな胸で下す。


「乗らない」ことも大事だよ。恋に限らず。

「乗らない」選択もありだよ。来てるからって乗らなくていいんだよ。


BECKは「現代」という電車を見逃す自由について歌っているのだと思う。

ますます複雑化する現代。

たくさんのメッセージ。「こうすればいい」という提案。

「こうしよう。ああしよう」みんなが言う。

複雑にたくさんの電車が交差する。

あなたは乗り遅れまいと、急いで電車を選ぶ。

みんなについていかなきゃ。乗り遅れたらやばい。って。


でも「乗らない」選択肢もあるんだよね。

恋にしても。この時代にしても。

みんなについていかない「選択」もありだよ。

そういう自由をBECKは歌ってくれる。

私に自由をくれるアルバム。SO COOL


とてもクリエイティブなアルバムで集中できる時間のあるときしか聴かないけど、

めちゃくちゃすごい作品。まさにマスターピース。

なんだろう・・彼の人生のすべてが伝わってくるような感覚がする。

改めて音楽ってすごいね。


ちなみにBECKの「sea change」ってアルバムのツアーのライブは3回行きました。

大阪、名古屋、ロサンゼルス。

ちょっとしたエピソードもあるので、またいつか✨✨