2024.06.26 13:55小さな革命圧巻だった。本当にライブ会場にいるみたいだった。SUPER BEAVERの石川県でのライブ生配信。渋谷さんは自分の全人生をライブにぶつけているって感じた。その姿はとても真摯で真剣で美しく、胸をうたれた。これで人生変わる人、いると思う。こんなに真剣に他者に向き合おうとするなんて。「他者にアクセス」する、しようとする。その姿。珍しくて、見慣れない光景で涙がでた。現代人はどんどん、どんどん孤独になっている。1人になっている。お互い、あたりさわりなく生きるのが慣例で流儀で、それが現代の文化ともいえる。主義主張するなんて風変りでかっこ悪い。ナンセンス。そういう空気。そんななか、本気になって「他者にアクセス」するーその姿勢に泣いた。こんなことできる人、しようとする...
2024.06.16 13:36キャッチボールコミュニケーションはよくキャッチボールに例えられる。相手との意思疎通。相手がとれるボールを選んで、また相手が自分のほしいボールを投げてくれることを期待する。ずっとうまくキャッチボールができればいいけど、そうはいかないのが人間。相手がとれない球を投げてしまったり、思いもよらないカーブが飛んできたり。そして相手がとれないボールを投げたとき、気づくんだ。失敗したこと。相手のグラブの大きさ。ストライクゾーンの広さ、狭さに初めて気づく。「ごめんね」「いいよ」本当のキャッチボールのようには済まないこともあるよね。でもときには変化球も投げたい。それも人間。ストレートばっかり投げ合っていたら、相手がだれなのかわからない。そんな気がする。変化球もとれる度量をもった人間で...
2024.06.09 14:23ピース人間はもろい。こわれやすい。自分を支えてくれているたくさんのピース。そのひとつが欠けると、少し世界が変わってしまうね。でも同時に違うピースの大切さに気付いたりするね。失ってから気づくんだ。それがどんなに自分を支えてくれていたのかーでも瞬間瞬間、世界は変わっていくから新しい世界に対応するしかない。そんなことを繰り返して人生は展開していく。今までも。これからも。古くなったものをあたためたり、新しいものをなくしたり。人生はとても複雑にできている。「なくしている」状態がむしろ普通で、すべてのピースがそろっていることなんて、ないのかもしれない。そしてなくしてその存在に初めて気づく。そういうことの連続。バランスをとって常に中心に。そうできたらいいね。変化。変化の連...
2024.06.01 13:30音楽の力この前テレビでSUPER BEAVERの渋谷さんが「語弊があるかもしれないけど、音楽自体に力があるわけじゃない。音楽を発信する人間がいて、そしてそれを受け取る人間がいたときに力になる」みたいな感じのことを言ってた。一瞬「え?」って思った。私は音楽の力を信じて疑わない人間だから。でもよく考えるとこの発言の真意がわかった気がする。私は音楽を聴くときある意味、音を聴かない。私が耳を傾けるのは音楽を奏でている人間の魂。魂にふれるために私は音楽を聴く。10代のころは音を楽しんでいた。音を聴いて、刺激を受けていた。歌詞なんてどうでもよかった。でも今は、「人間の魂を聴く」そういう聴き方をしている。音というより、魂が伝わるから感動するんだよね。魂から魂へ。つまり音楽と...
2024.06.01 12:44命はおどる生命は何のために生きるのかー高校のとき、よくそういうことを考えていた。ひとつの理由は「愛」ではないか。最近そう思うことがあった。オスとメスの存在。単に多様な子孫を残すためにオスとメスがあると学校で習ったような気がする。より多くの遺伝子を組み合わせ、強い子孫を残すことができる、と。でもただそれだけの理由でオスとメスがいるというのはきっと間違いだと私は思う。そう思うのは求愛のダンス。鳥のオスの求愛ダンスはよく知られている。あらゆる生物が生殖の際、求愛のダンスを踊る。最近知ったのだけれど、虫やカエルもオスがメスに対してダンスのような動きを見せる。すごい。私たち地球上のあらゆる生命は求愛の際、「踊る」ということを共有してるわけだ。なぜ?別に踊らなくてもいいのに...