音楽の力

この前テレビでSUPER BEAVERの渋谷さんが

「語弊があるかもしれないけど、音楽自体に力があるわけじゃない。

音楽を発信する人間がいて、そしてそれを受け取る人間がいたときに力になる」

みたいな感じのことを言ってた。

一瞬「え?」って思った。

私は音楽の力を信じて疑わない人間だから。

でもよく考えるとこの発言の真意がわかった気がする。

私は音楽を聴くときある意味、音を聴かない。

私が耳を傾けるのは音楽を奏でている人間の魂。

魂にふれるために私は音楽を聴く。

10代のころは音を楽しんでいた。

音を聴いて、刺激を受けていた。

歌詞なんてどうでもよかった。

でも今は、「人間の魂を聴く」

そういう聴き方をしている。

音というより、魂が伝わるから感動するんだよね。


魂から魂へ。

つまり音楽とは発信する人間と、それを受け取る人間とのコミュニケーション。

魂から魂へ伝わったとき音楽は力となる。

それが音楽の本質だということ。

きっとこれが渋谷さんの発言の真意ではないかなと思った。


そういう音楽の聴き方をしている人にとってビーバーはたまらないよね。

「生きる本質」について真摯な言葉を投げかけてくれる。

正直、はじめは「くさいな」って思ったところもある。

でもこのバンドの真剣さがわかると本当に刺さる。

こんなに真剣に音楽してる人たちはいない。

音楽をとおして、この時代に向き合ってる人たちはいない。


ビーバーに出会って、私の心、ちょっとまっすぐになった感あるもんね。

4人とも本当にまじめで愛すべき人たち。

「まっすぐ」「まじめ」「ひたむき」

そういう要素が急速に失われていくこの時代にあって

ビーバーはたくさんの人を救う光のような存在だと思う。


大人にも響くロック。それが不思議。

ロックってもう卒業したと思ってたのに。

当たり前のことをまっすぐ歌う。

いや、当たり前じゃないから響くんだね。

当たり前がどんどん当たり前じゃなくなっていく時代だから

こんなに響くんだね。


人の魂をふるわせる。

それ以上のことはないと思う。

それがアートの役割なんだと思う。

魂がふるえるとき、人は正気にもどれる。本当のことに気づく。

本当のことがわかれば、イコールそれは幸せだと思う。


音楽の力、確かに私に届いてます。

ありがとう💙


今日はDIARYを2つ更新しました。

「命はおどる」も読んでみてください✨



リリカ エメラルド

Lylica Emerald シンガーソングライター Lylicaのオフィシャルサイトです ブログ→https://ameblo.jp/cocoania twitter(X)→@Lylica_Emerald instagram→lylica_emerald