100万回生きたネコ

ふーぅ・・・週末。

この達成感は労働がくれるもの。

3週間ぶりくらいにお酒を飲みました。少しだけ酔って気持ちいい。

思うのは、人生の複雑さ。

もう迷宮だよね。

寒いから南に向かえば、持ち合わせの水がなくなって、あまりの暑さにのどが渇いてしまう。

そして氷の世界へ戻りたくなる。

暑いから海に飛び込めば、思ったように泳げなくて、後悔する。

そういうことの連続だよ。


よかれと思ってした行動に苦しめられる。

幸せは、形を変えてすり抜けていく。

私もずいぶん、堂々巡りをしたな。

気づくと同じ苦難にあう。同じけがをする。

で、そこから脱却するには、ものすごい賢さと努力が要る。


「100万回生きたネコ」という絵本の特集をテレビで見た。

その猫は100万回生きて、やっと愛する猫と出会う。

そうして自分と初めて出会う。

そして、やっと死ぬ。

真実の愛を知って、自分を知って、やっと死ぬ。


100万回の生のなか、その猫は本当の意味で生きてはいなかった。

だから化け猫のように、生まれ変わってきた。

すごく示唆的。

他者を愛して、初めて自分を知った。

まっとうな人生を生きた。


「本当に生きる」ことの難しさ。

そのことを思った。

自分のことで、きゅうきゅうとしている間は、真に生きていないのかもしれないね。

この猫のように、ちゃんと死ねないのかもね。


この絵本の舞台に行ったことがある。大阪城の近くの劇場。

観ながら号泣した。

一回きりのこの生を慈しむということ。そのことが胸に迫って。

主演は深田恭子さんだった。

初めて「スター」を間近で見た。

すごいオーラだった。存在感だった。

なんていうか、ただ「美人」ということでなくて舞台にいるだけで、場が華やぐというか・・

本当にキラキラしていた。

初めて「芸能人ってすごい」って思った。

そして彼女の演技も本当に素晴らしかった。ファンになったもんね。その後。


そして猫役の主演の俳優さんの、最後の泣く演技がすごかった。

愛する白い猫が死んで、本当の悲しみに泣いて、本当に生きることをその猫は知ったんだと思う。


「本当に生きる」

それは何なのか考えさせられる絵本。

愛がひとつのヒントというか、生きる意味だよね。

迷宮のような人生で、「他者のいる人生」がひとつの答えである気がする。

「自分」だけで生きている人はきっと、永久に迷い続ける。

私も、その猫のように自分だけではない人生を生きたい。

もしかしたら、私たちも100万回の人生のあとの貴重な一回を生きているのかもしれない。


おすすめの絵本です。

ぜひ手にとってみてください✨




リリカ エメラルド

Lylica Emerald シンガーソングライター Lylicaのオフィシャルサイトです ブログ→https://ameblo.jp/cocoania twitter(X)→@Lylica_Emerald instagram→lylica_emerald