ふぅー・・週末。週末のお酒は特別だね。
今月は忙しかった。もう私のマジックパワー、ゼロって感じ。
マジックパワーっていうのは音楽をつくる力。
ある程度、時間にも心にも余裕ないと「曲をかこう」とも思わなくなる。
想像力が働かなくなるんだろね。。
今聴いてるのはBECKの「ハイパースペース」っていうアルバム。
完璧な、比類なきアルバム。
You did a perfect job!!
ってBECKに叫びたい。
私の魂を解きほどいて、正常値へ引き戻してくれる。そんなアルバム。
「Dark Places」っていう曲の
「I go the dark places of my soul」という歌詞。
「自分の魂の暗がりへ行く」
すごくわかるなって思う。
「暗がり」っていうのはネガティブな意味あいではない。
ふだん意識しない見えない場所。無意識の領域。
時々、そこを訪れるっていう意味だと思う。
見えてることばかりに取り囲まれていると魂は疲れてしまう。
「暗がり」をみつめるために私は音楽を聴く。
自分の無意識に触れるために。
きっとみんなそうだよ。自分の魂と会話するためにいろんなアートを求める。
それは音楽に限らず、映画、本、ドラマ・・いろいろあると思う。
私は20歳のころ曲をかき始めた。
曲をかくっていうことは、まさに魂の「暗がり」に触れることのできる行為だった。
曲をかき始めてから、私は本当の自分に出会ったと思う。
すごく内省的になった。精神的にすごく落ち着いた。そしてストレスが無くなった。
自分へのストレス。そしてこの世界へのストレス。
自分に対しても、世界に対してもリラックスできるようになった。
自分を解放する術を手にしたからか、すごく余裕をもって生きることができるようになったように思う。
それから今に至るまでずっと曲をかき続けている。
それは私がこの世界で息をするために必要なことだった。
「創作する」
たぶん、一生続けると思う。自分を保つために。
There's a place in this world
For you and I
Hold your head up
Golden girl
With you and I
Until the day we die
この世界にはぼくと君のための場所がある
顔を上げて
黄金の少女
君とぼくはいっしょ
ぼくらが死ぬ日まで
「Dark Places」の歌詞。
この歌詞もすごくわかる。
「Golden girl」とふたりだけの世界を求める
BECKは50歳すぎて、結婚もして子供もいる。
それでもまだこういうフィーリングがあるんだなぁ・・って思った。
Golden girlっていうのは自分のソウルメイトのような存在だと思う。
いくつになっても人はそういう存在を求めるんだなぁ・・
世界でたった一人の、誰とも代えのきかない、かけがえのない存在。
その人を愛したい。その人に愛されたい、という思い。
すごくわかる。
そういう一人に出会うために生まれてきたって
たくさんの曲が歌ってる。
ラブソングに限らず、ね。
それって自分の存在の根源に迫るようなフィーリングだと思う。
「私はだれ?」
その問いに答えてくれる誰かをみんな心の奥底で求めている。
ただ私を抱きしめて愛してくれる人。
そういうピュアなフィーリングは否定しなくていいし、何歳になってもきっと変わらないものなんだと思う。
私も死ぬまでBECKのようにそのフィーリングを抱きしめていたい。
Golden girlを抱きしめていたい。
あ、Golden boyか・・w
不思議だけど、それは「異性」なんだよね。。
自分を究極的に救ってくれる人を想像するとき、それは異性なんだよね。
きっと誰にとっても。
「性」という不思議。その不思議が完全に解明されることはないというか・・
不思議だよね。
あなたと私が深くつながる為に必要な条件が「性」である、という不思議。
3月3日に久々に曲をリリースします。
「the drum you play」という英語の曲。ちょっとジャジーな曲。
ジャジーなpopは昔から好きで聴いてたんだよね。
STING、リッキー・リー・ジョーンズ、カーディガンズ、alana davis、ノラ・ジョーンズとか、すごく好きで聴いてた。
この曲は大阪でライブ活動してたとき、当時好きだったバンドのドラマーが
引退することになって、そのラストライブを観た次の日にかいた曲です。
「これが最後」だと思うと、すごくせつなかった。
そういうせつなさが詰まった曲です。
よかったら聴いてみて下さい✨
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