涙の正体

週末。梅サワーで乾杯。美味しい。幸せ✨

今、SUPER BEAVERの「涙の正体」を初めて聴いた。

すごく刺さった。popな曲なのに歌詞がすごく深くて・・

歌詞にドキっとした。

思わず自分の人生を振り返った。


「あるがままじゃわがままかな。それじゃ信念ってなんだって、

せめぎあっている。ずっとせめぎあっている。

真面目な矛盾を抱えながら生きているんだろう。

我慢をたしなんでいる人よ。」


これ、すごくわかるよね。

自分を貫きたい。自分自身でありたい。いつだって。

でもそれができない場面が人生にはいくつもある。

「せめぎあっている」

確かに自分もそうだったかもな・・

自分を通したら嫌われる。

でも相手に合わせてばかりじゃ自分が何なのかわからなくなる。

そうだね。常にせめぎあってきたね。


でも自分を通すのは、「わかりあいたい」って気持ちがあるからで・・

相手を尊重したい気持ちの表れでもあるわけで・・

難しいね。本当に難しい。永遠のテーマかもしれない。


「あきらめきれなかった。愛されたかったんだ。

全員に好かれなくても嫌われたくもないよ。」


これもすごくわかる。

でも振り返ると、私は嫌われる方を選択したこともあったかもしれない。

つまり「自分を通す」ことを優先した。

本音を言うと嫌われる。わかってる。

でも大事な局面では、できれば本当のことを言いたい。

それを選ぶ勇気がある人間でありたいと思う。

それで関係が崩れることもあるかもしれない。

でも大事だと思うことを言わないで、うまくやり過ごすなんて、

できればしたくない。思っていることを飲み込んで、嫌われないために

嘘をつくなんて。

特に大事だと思う人には本音で接したいよね。


この曲を聴いてそんなことを思った。

もしかして不器用に生きてきたのかな・・

でも「我慢をたしなむ」ことをしないで、器用に生きてる人がいいとも思えない。

この曲が言うように、みんなせめぎあってるんじゃないかな。

時には自分を殺してたり、ときには自分を出したり。


私は生まれつき「自分」というものを強くもっているタイプです。

揺るがない自我みたいなものをもっている。

小学校のころからあんまり変わってないもんね。

性格も。本質的な部分も。

だからときには「自分を通す」ほうを選べてしまうのかもしれない。

でもどっちが正解なんて誰にも判断できないよ。

相手に合わせて好かれるのか、自分をだして嫌われるのか。

ケースバイケースだと思う。


でも自分に嘘はつきたくないな。。

それはもう私の魂の問題になってしまう。

「魂の望むほうへ」

それが私の命題。

だから私のしてきた選択はきっと間違えていなかった。

そう思いたい。


こうして人生を振り返れてしまう曲をかく柳沢さんはすごいね。

人間としてすごい。

そしてそれを共有して曲に命を吹き込むSUPER BEAVERもすごいね。

すごいバンド。

人生をみつめるってしんどいよ。

避けている人もたくさんいるよ。いや、避けている人のほうが多いよ。

そんな時代だよ。

だから私にとってビーバーは貴重な存在。

こうして繊細な心に寄り添ってくれる音楽ってなかなか見当たらない気がする。

そして100%の気持ちでこの曲を受け止められるのは、渋谷さんだからと思う。

誰もが歌えるような曲じゃない。

「我慢をたしなむ」人間にしかきっと歌えないよ。きっと響かないよ。

渋谷さんの人間性があってこその曲だと思います。

渋谷さんのまっすぐなところ、大好きです💗


この曲の最後の歌詞でやられた。

「愛してよ。自分の正体を」

これって人生の本質だよね。自分を知るために人生があるし、

さらに言えば自分を愛するために人生があると言っても過言ではない。

それが人生の大きな目的な気もする。

こういう本質的なものをこんなにpopに歌えるなんて驚いた。

新しい名曲をありがとう。

音楽を聴いて驚く・・そんな体験をくれてありがとう💙

SUPER BEAVERはさらに進化していく。すごいなぁ。。

私もついていきます✨


リリカ エメラルド

Lylica Emerald シンガーソングライター Lylicaのオフィシャルサイトです ブログ→https://ameblo.jp/cocoania twitter(X)→@Lylica_Emerald instagram→lylica_emerald