私には可愛い4歳の甥っ子がいる。
私はずっと独身で子供もいないけど、おかげで親の気持ちが少しわかる。
赤ちゃんのときからずっとみてきて、「いやいや期」「なんでなんで期」
もみてきた。
「なんでお月さまはお空に一個しかないの?」って聞かれたときは返答に困った。
「なんでかなー?」って適当にごまかした。
その子に自我が芽生えて、個が形成されてくるのをそばで見てきた。
「個が形成」っていう言い方はちょっと違うかな。
その子が話すことができるようになり、自ら意思表示することができるようになって、
その子がもともと、もっているものが「見えてくる」「現われてくる」と言ったほうがいいかもしれない。大きくなるにつれて「こんな子だったんだ」と発見する感じ。
そんな4歳の甥っ子に先日、驚かされた。
いつものようにいっしょにお人形で遊んでいて、ミッキーがどうやったら
パワーアップするかみたいな話をしてて、私はその子が脱ぎ捨てた靴下を渡した。
「これを食べたら強くなれるんじゃない?」って。
そしたら、その子は「確かに。もぐもぐ」と食べるしぐさをした後、
「そんなわけあるかーい!」と言った。
4歳にして「のりつっこみ」という高度な技をしてみせた。
「まじか!」と驚いた。
うちは関西圏にある。関西の子は4歳からこんなに鍛えられるのか、と
しみじみ思った。たぶん幼稚園で学ぶんだろね。すごいな。
それから私が「はげまして、おめでとうございます!」という
ありがちなギャグを言ってみせると、その子は
「ズコッ」っと言ってズッコケた。かわいい。
「ズコッ」ってどこで覚えたんだろう。。
いかにも4歳らしい可愛らしい、リアクション芸。
どこで覚えるんだろね。
今時、「ズコッ」ってテレビで聞かないよね。
youtubeなのか幼稚園なのか、その子は、いかにもその子らしい、
自分にふさわしいギャグをものにしていっている、という事実に感心させられた。
こんなに幼いころからね。すごいね。子供ってすごいね。
話変わるけど、マイクスタンドが折れてるのに気づいた。ネジがゆるんで取れてて、
ネジが入らない。エンジニアをしてた父に聞くと、ネジを変な回し方で入れるとネジの内部が摩擦を起こして壊れてしまうらしい。
それから私は歌うときに頻繁にマイクを動かすのだけど、それもだめだったみたい。
適当にひっぱって動かしてたけど、一回一回グリップをきちんとゆるめて、しめて、
ってしないと壊れるって。
機材って繊細だ。ちゃんとした扱い方、知らなかった。反省。
でも誰も教えてくれなかったし。。
父のネジに関するウンチクがすごくて、感心した。さすがエンジニア。
もっと尊敬してあげようって思った。
音楽してる人、ネジ、大事ですよ✨丁重にしめてね。
私もこれからそうします✨
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