Golden 90's

あー幸せ。週末。酎ハイと音楽とアロマ。

アロマはラベンダーとローズマリー。めっちゃいい香り。

今週はなんだか幸せをかみしめたなぁ。特別何かあったわけじゃないけど。

この秋めっちゃチェックのスカートにはまった。衣替えで古いスカートをけっこう捨てたんだけど、新しくチェックのスカートをいろいろ買いそろえることができた。いろいろ可愛いスカートに出会えてよかった。ティアードスカートすごい好き💗何着か買えてよかった。


音楽はAlana Davisの「Fortune cookie」

彼女の音楽に心酔する。

なんて自由な人なんだろうって。

「人生が愛しくて愛しくて、たまらない。」

そんな彼女の魂の叫びが聴こえてくる。

「私もそうだよ」って自然に思えた。

「生きることが愛しいよ」って。


いろんなものの「生きるささやき」が聞こえる。人間も。空も。鳥も。動物も。木も。枝も。葉も。

そんな一週間だった。

今日はふと歩いて公園に行った。もしかしたら、イチョウの葉に出会えるかもって。

ブログにも書いたけど、去年は公園に行ったら葉がすでに散ってたんだよね。

今日は「満開」だった。鮮やかな黄色。息をのんだ。まるで桜を見るような深い感動が私を包んだ。

青。青。青。

見事に色づいた黄色い葉を背景にして見える青空。映える。私の心をつかむ。

こんなに身近にちゃんとイチョウの葉を眺めたことは数年ぶりだなぁって気づいた。

桜は毎年ちゃんと見に行くのにね。

同じくらいの深い感動をくれるイチョウの葉。

「もったいないことしたなぁ」って思いないがら眺めた。

もう、美術館だよ。本当に。

スマホ持ってなかったから写真は撮れなかったけど、また撮りに行きます。


Alana Davis の「Fortune cookie」は90年代につくられたアルバム。

90年代は音楽の黄金時代だったなぁ・・・って思った。

いろんな音楽がfuseして、実験されて、新しい音楽が次々と生まれた時代。

popでcreativeで実験的な音楽であふれていた。

世界的なバンドやアーティストがいくらでもいた。

音楽が世界の若者に連帯感をくれた。時代を捉えた誠実な音楽が私たちにつながりをくれた。それが世界の安定に寄与していたんだなぁ・・って今になって思う。


worldwideだった90年代。今は・・domesticな感じだよね。いわゆる内向き志向。

それは音楽だけじゃなくて、もういろんな面で内向き。

21世紀がこんな風になるとは思ってなかったなぁ。。

人々をつなぐはずのSNSがこんな風に「分断」をもたらすとは、まだ誰も想像してなかったと思う。

こんなにテクノロジーでつながっているのに、こんなに心は離ればなれ。皮肉だよね。

人種や国籍は違っても「同じ人間」という厳然たる事実。そこに音楽はハーモニーをくれる。調和をくれる。

「自分さえよければいい」という昨今の風潮は「平和な世界」に逆行する流れであることは間違いない。それは世界をより不安定で、不透明にする。

今世界は混沌のなか混乱へ向かっている。そんな時代。ますます暗闇のなかへ突き進むかのような時代。


「自分さえよければいい」が争いを生む。戦争をつくる。

20世紀は戦争の時代だった。

20世紀は「メガデス(大量殺戮)」の時代と呼ばれた。

21世紀の人類も同じ轍を踏むのだろうか。。

20世紀から学ぶことはできないのだろうか。。


まだまだ希望はあると思う。

音楽の果たすべき役割は大きいと思う。

「本物の音楽」は清涼剤のように人を正気に返らせる。

だからまだまだ。

まだまだこれから。

そう思うし、そう願うことをやめないでいたい。


イチョウの葉を眺める幸せをかみしめて、平和をかみしめて、

「みんなこの幸せのなかにいてほしいなぁ」ってぼんやり思いました。

「独りだけの幸せ」なんてきっとない。

そう思います。





リリカ エメラルド

Lylica Emerald シンガーソングライター Lylicaのオフィシャルサイトです ブログ→https://ameblo.jp/cocoania twitter(X)→@Lylica_Emerald instagram→lylica_emerald