今BUMP OF CHICKENの「Iris」っていうアルバムを聴いた。
このアルバムから強く感じたのは「孤独」っていうキーワード。
今つながっていても、いつかまた独りになるっていう
だれもが逃れられない事実。
今いっしょにいる人もいつかいなくなる。
藤くんの強い孤独感を感じた。
人は孤独にならないと歌をつくれないのだろうか・・
あともうひとつ感じたのは藤くんの澄みきった魂。
とてもとても美しい感情。
それに触れて聴く人は救われるんだと思う。
素晴らしいアルバム。
とても美しいアルバム。
最近また曲をかいたんだけど、曲をかいている間はずっとHAPPYだったな。
ぜんぜん孤独じゃなかった。
自分以外のぜんぶとつながって、自分とつながって
ものすごい一体感だった。
好きなミュージシャンたちといっしょに作業しているみたいな感覚。
全曲から孤独を感じたけど、最後の「アカシア」で救われる感じがした。
「透明よりも綺麗な輝きをいっしょにみつけよう」
「夢の正体をいっしょに見にいこう」
みたいな歌詞。
私もそういうことをかいたのかもしれないなぁ・・
「あなた」がいるから世界とつながれる・・みたいな。
藤くんもそういうことを歌ってるのかもしれない。
話かわるけど、最近部屋に置いたシクラメンガーデンが少しずつ
少しずつ枯れている。
まだ綺麗だけど、葉っぱや花がひとつ、ふたつ枯れていく。
ああ・・生き物を置くってそういうことだよねって思う。
生と死。美と醜。
生きていればすべてを目にしないといけない。
美しいところだけを切り取るなんてできない。
満開だけが見れたら幸せかもしれない。
でもこうして枯れていく姿も含めて「花」なんだな・・としみじみ思う。
造花って都合がいいよね。何の世話もなしに枯れずに咲いてる。
でも偽物なんだよね。
本物は華やぎ、揺らぎ、水や光を必要とし、時間とともに変化していく。
そして「最後」がある。
孤独を歌う歌は、他の人の孤独に寄り添うことができる。
そしてそういう歌が光となり、水となり、生きる支えとなれるのでしょう。
美しい思いは美しい思いを呼び覚ますのでしょう。
本物だけが命を生かすのでしょう。
「私たちは生きている」というどうしようもない事実。
孤独なんて当たり前。
でも夢の正体はきっと一人ではつかめないもの。
私たちのみている夢。
儚いとは思わない。
あなたとつながって世界とつながって宇宙とつながって・・
そうしてきっと続いていくものだから。
「独りだからつながれる」
このアルバムからそういうせつなさを感じた。
魂がふるえた。
本物の感情に出会えた。
ありがとう💙
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