BUMP OF CHICKENのアルバム「Iris」を聴いた。
今までにない複雑なアルバムだと感じた。
藤くんが「この5年間のドキュメンタリー」だと言ってたけど、
本当にそんな感じ。
一曲一曲の立ち位置が違う。この5年間のいろいろな迷路のなかで
その都度つくられた曲だと感じた。
「喪失」「迷い」「葛藤」・・・そしてそれらを凌駕する「希望」
それがこのアルバムから感じとれたもの。
「Iris」とは「虹彩」という意味。
虹の色・・すごく綺麗で素敵なタイトルだと思った。
でもジャケットを見て意外に思った。
綺麗なジャケットではなかった。それに今、納得した。
「綺麗」とは一言で言えないような、複雑な迷路で生まれた曲たち。
でも希望へと向かう美しさがこのアルバムには確かにあって、
虹の色彩をかいま見ることができる。そんな気がした。
一曲一曲「あなた」の対象が違って聞こえた。
藤くんが歌うさまざまな「あなた」
5年間、いろいろ思うことがあったと思う。それでいいと思う。
歳を重ねるごとに世界は複雑になっていくのだろうか・・
10代、20代に見た夢は消えてなくなって、新たな世界で
虹を探す。だれにとってもそういうものなのだろうか・・
でも確実に希望に向かうこのアルバムに勇気をもらった。
感動をもらった。
「人生はいつからでも新しくなる」
そんな力強いメッセージを受け取った気がする。
同じところに留まらず、安定なんて言葉に甘んじることなく
音楽的にもスピリットの面でも、先へ先へ歩みを進める藤くん。
心から尊敬します。
何回も何回も聴きたい。もっと理解したい。
そういうアルバム。
藤くんの精神の戦い。そこから生まれた虹の色を
こうして共有できてうれしい。
素晴らしい作品をありがとう💙
戦い続ける藤くんが私の希望です✨
「希望」を歌い続ける藤くん。
真実をみつめて迷い続ける藤くん。
大好きです。
ありがとう💗✨
0コメント